第10回:上杉謙信とNas『神の子』

第10回:上杉謙信とNas『神の子』

ディグディグ日本史、記念の第10回配信です!!
2018年4月からスタートさせて、ようやく配信回数が2桁になりました。リスナーのみなさんのinstagramへのコメントが励みになっています。
今後ともDDJHをよろしくお願いします。

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はい、始まりましたDDJH。ディグディグ日本史です。この番組は、日本史とhip-hopカルチャーの二つリンクさせゆるーく掘り下げていく番組です。この番組で話す歴史の内容は、全て個人の見解でお話しています。ゆるーくお聞きください。

今回のテーマは、『神の子』。
戦国時代からは上杉謙信、hiphopからはNas。こちらの2人をディグります。

上杉謙信は、言わずと知れた有名戦国大名です。越後(新潟)の龍とも呼ばれる。戦が強く、43勝2敗25分。数字から見てもほとんど負けていません。戦国時代最強の武将。肩書き、成績ともに説得力のあるかっこ良さである。

Nasは、ヒップホップ史上最強の天才ラッパーです。gods son神の子と言われています。日本のダンサーもよく楽曲を使用されてますね。Illmaticというファーストアルバムはクラシックで名盤中の名盤。hiphopの歴史を塗り替えるほどラップのスキル、リリックの世界観がずば抜けているのです。

天才少年

上杉謙信
謙信は上杉という苗字ですが、もとは上杉家の補佐をする家である長尾家の跡取りでした。のちに上杉家から認められ養子になり上杉家を継ぐのです。
戦国内乱が激しく、大小の勢力がいがみ合っていた時代に、謙信は体格が良く喧嘩が強った。乱暴で同い歳と喧嘩しても泣かしていた。そして1を聞いたら10を知るほど頭も良かった。乱暴であったここと教育を受けさせるために謙信は寺に入られる。ここでいい和尚と出会い、乱暴は収まり、読書に励むことで人間形成に繋がっていった。

Nas
ニューヨークのクイーンズプロジェクトという団地の出身。団地って貧しい人々が住んでいて治安が悪いところで生まれる。
父はオルダラというジャズミュージシャン(大人になってからコラボをしている。)で、Nasは9歳からラップを始める。弟に自分のフリースタイルラップを聞かせていた。弟は、嫌々聞いていたそうが内心はNasのことを一目を置いていたと大人になってから語っている。父はミュージシャンとして地方回りをし稼いでいた。父から地方周りの出来事の話、本を貰ったり読書をしてNasはさらに言葉を磨いていった。

謙信とNasは、利発な子ではあったが言葉、学問に触れる環境にいたため、思考回路が磨かれていったのである。

サラブレッド

上杉謙信
元服(今でいう成人式のようなもの。)で新たな名前をもらい謙信から長尾景虎になri
初陣にでる。若大将は後ろの方で見ているだけということが多いのですが、景虎の場合は自ら戦さの先頭で戦った。初陣で勝利を納めてから、負け知らずで連勝し続けた。
謙信が小田原城を攻めた時のエピソードですが、謙信がお茶を飲んでいた時、敵の城兵が謙信にめがけて鉄砲を撃った。袖や鎧に当たっているのだが、全く動じずに悠々とお茶を飲んだ。家来たちは謙信のことを神を思うとともに、信頼した。
将来成績が、冒頭でお話しした43勝2敗25分 に繋がる。本当は謙信には兄がいたのだが、彼が頼りなく謙信が代わりに出陣することに。そうしたら勝っていったのだ。

Nas
地元ではラップのうまい少年ではあったが、18歳で当時バズっていたメインソースというラッグループのフューチャリングでデビューし、超大御所とコラボを果たしている。今でいうと、あのライムスターと18歳でコラボをするようなことなんです。高校生ラップ選手権で優勝したとかそういうわけでもなく突然だったので、周りはさぞ驚いたでしょう。
次にMCサーチという、白人ラッパーともバックトゥーザグリーブでコラボ。続々とコラボを繰り返しついにはアルバムを出すまでになります。これがファーストアルバム、「イルマティック」。この時Nasは20歳。
ピートロック、DJプレミアなどの有名どころとコラボしています。
日本のPOPでいうと、つんくさん、小室哲哉さんレベルの大御所プロデューサーレベルの方々が参加。名だたる名プロデューサーと肩を並べてる。

名言(リリック)

上杉謙信
『運は天にあり、鎧は胸にあり、手柄は足にあり』というものがある。
戦に赴くときに、生死は運(天)任せ、大切なのは気持ち(鎧)なのだ、結果(手柄)を出すのであれば行動である。つまり、結果を出すことは、運もあるけど気持ちが大切でまず動けよ、、ということである。
また、『敵に塩を送る』は謙信から派生した言葉である。当時ライバルであった武田(信玄)軍が塩不足で困っていた時に、謙信が塩を送ったのである。
謙信は自分が領土を広げたいから戦をするよく深い人間でなく、困っている人を助ける大変義理堅い人でした。

Nasのリリックでは、
■Nasのillmaticに収録されている『It Ain’t Hard To Tell』のリリックでは、

意訳:
「メデューサを酒を飲んで、マリファナを吸って二人でストーンになる。」

メデューサを見ると、石(ストーン)になる。
マリファナでハイになることもストーンという。

ストーンでかけている。メデューサを見ると石になることを知っていないとこのリリックの仕掛けの理解は難しいですね、非常に巧妙に作られています。

■そしてもう一つ、同じくillmaticに収録されている楽曲「LIFE’S A BITCH」のリリック

意訳:
「俺のモットーを買えたぜ。明日なんて糞食らえっと言う代わりにな!」

酒を買うお金で、宝くじを当てれるかもしれないからな。下等の暮らしは殺人、窃盗、犯罪としんどいことが多い。
fuck tomorrow(明日なんて糞食らえ!)と言ってしまいがち。酒ボトルを買って飲んだくれになりがちだけど、その酒代でロトを買ったら明日への投資に繋がるやん、と言うこと。プラスに転じようということ。

確かにそうですね。下等の話でなくても、例えばいい筋肉をつけたい人であれば、お菓子を買う代わりに、サラダチキンにしようのようなことか。
少し考え方を変えた前向きな思いが、ラップの中に込められていますね。

まとめ

まとめると大切なことは、「本を読むこと」
謙信の名言、Nasのリリックでも言葉でもみるように、文章使いこなせるようになるには、本を読んで知識を養うことかもしれません。

<告知>
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Representで『パンチラインで覚える英語』というアメリカのラップのリリックに関するコラムを書いています。
ストリートカルチャーの記事があるので興味のある方は是非、チェックしてください!!

ディグディグ日本史は、隔週月曜日にpodcastでも配信しています。また次回をお楽しみに!!

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